天才画家は観る人を選ばず、何かしらの感動を与える絵を描く
先日名古屋を訪れた折、初めて名古屋市美術館を訪ねた。
名古屋市美術館外観
名古屋市美術館は、伏見にある白川公園の一角に建てられた前衛的な施設で、名古屋出身の世界的建築家、黒川紀章によって設計され、昭和63年4月に開館している。この美術館のある白川公園には名古屋市科学館もあり、「芸術と科学の杜」というのがこの公園のキャッチフレーズだ。
子供の頃通っていた塾の先生が、時々先生ご自慢の自家用車(忘れもしない初代マツダキャロル!)に私たちを乗せ、この科学館まで連れて行ってくださり、プラネタリウムで展開される星空を観て興奮したのが懐かしい思い出として蘇る。
ホームページの科学館の沿革によれば、建物はその後何度も増改築され、平成23年当時には世界最大のプラネタリウムとしてギネス認定されたことなど、世界に誇る内容が色々と充実しているようで、ぜひ再訪したかったのだが、今回は時間の都合で、美術館だけになった。
美術館では「開館35周年記念 福田美蘭 美術ってなに?展」が開催されていた。この展覧会は9月23日から11月19日までの期間開催されており、ちょうど始まって一ヶ月が経っていた。
福田美蘭展ポスター(表)
福田美蘭展ポスター(裏)
入場チケット表裏
福田美蘭という人については、全く知らなかったので、ポスターを見て「ふむ〜、この作風はなんだろう?」とやや懐疑的に見ていたのだったが、中に入って実際に諸作品を観たら、実に力量溢れる快作ばかりで圧倒され、一気に福田美蘭さんに魅了された。ピカソの斬新な描画のベースには実に写実的な絵を描く実力が横たわっているのと同じく、この福田美蘭さんの描く実験的な絵画のベースに、とんでもない実力が横たわっていることがじわり伝わってくる。名古屋市美術館35周年を飾るに相応しい人だなぁと感服した。
名古屋に行く機会のある方は、ぜひこの展覧会をご覧になってください。
出品作品リスト(表)
2023/11/9 追記
美術手帖という本のWebサイトにこの福田美蘭展の記事があり、とても参考になりましたので、記事へのリンクを貼っておきます。
この記事では、18個の作品の画像を見ることができます。




