今朝の白岡は晴れ。
気温1℃
「ボクの手塚治虫」というマンガを一気に読んでしまった翌朝^^
久喜県立図書館でしばらく前に借りた「光の医学」を、もう一度じっくり読もうと思って予約したのだが、せっかく図書館に行くのだからもう一冊追加することにした。
息抜き用に漫画を読もうと思い、昔からの大ファン、手塚治虫をカーリルで検索したら「ボクの手塚治虫」(矢口高雄著)というのが出てきて、あの「釣りキチ三平」の作者が何を書いたんだろうと興味を持ち、久喜図書館にもあったので借りることにしたのだった。
手塚治虫といえば漫画の神様で、私の世代の人間は多かれ少なかれ大きな影響を受けている(と思う)。
「鉄腕アトム」は言うに及ばず、「火の鳥」、「ブラックジャック」や、ディズニーのライオンキングの元になった「ジャングル大帝」、女の子向けの「リボンの騎士」や、その他大人向けの作品に至るまで、もう今読んでも惹き込まれる作品ばかりだ。
一方の矢口高雄も作品としてはその代表作「釣りキチ三平」しか知らないのだが、面白いので記憶に残っている漫画作家だ。
さて矢口高雄と手塚治虫の関係や如何に?と思って軽い気持ちで読み始めたのだったが.....。
ボクの手塚治虫(表紙)
作者の矢口高雄は戦後の混乱した時代に少年期を過ごしているのだが、その当時の社会の様子や如何にして手塚治虫と出会ったか、また作者の手塚治虫に対する尊敬の思いが丹念に丁寧に描かれていて、ぐいぐい読ませる。
今の若い人には想像できないと思われる内容もあるけれど、私には共感する部分も多くあって、自分の体験が重なって浮かんできて、もう読み始めたら止まらず、最後まで一気に読んでしまった。
手塚治虫が他界されたとき、私自身は海外で暮らしており、まったく気づかず、この本が出版されたことも全く知らずにいた。
今更ながらこの本を読み、自分も子供のとき手塚マンガを読み、どれほど力をもらい影響を受けたかを思い出して、改めて手塚治虫という天才を偲び、しばし感慨に耽った。
この本の著者、矢口高雄さんも2020年に他界されていると知り、静かにご冥福を祈るのだった。