今朝の白岡は晴れ
気温1℃
人生を要約して数行に表すのはなかなか難しいなと思う朝
断捨離をしながら、結局最後に残るものは何だろうと考える。
いろいろな思い出が伴うものを惜しみながらも捨ててゆけば、確かに気分的に楽にはなるのだが、最後に残るものに自分の今までの歩みが集約されているかというと、そう言うわけでもなく、少々物足りなかったりもする。
ところで人の一生もさまざまで、若くして他界する人もいれば、100歳を越えて長生きされる人もいる。
長く生きれば内容も充実し.....となれば良いのだが、これもまたそう単純でもなく、山あり谷あり、波瀾万丈、プラスマイナスすれば、何も残らないようなこともあるだろう。
そんなことをつらつら思いながら、以前読んだ「人間臨終図巻」(山田風太郎、徳間書店)をまた読みたくなって図書館で借りた。
人の死にその人の一生が集約されるのかも、と思った故。
この本は元は二巻の単行本からなる大部の作品で、上巻は1986年9月30日、下巻は1987年3月31日が初版なのだが、その後2001年になって3冊の文庫本となり、さらに2011年新装版として4冊構成となり、2014年には角川文庫としても出版されると言うロングセラーで、今でもアマゾンで新本を注文できる。
あの有名人はどのような死を迎えたか?という雑学のタネ本としても活用できるが、やはりいろいろと考えさせられるという意味で、間違いなく良書だと思う。
だいたい自分の年齢に近い人の記事に関心がゆくのだが、その意味で今回ピタゴラスの記述がやけに印象に残った。
あのピタゴラスの定理で、日本ではおそらく知らない人はいないだろうピタゴラスだが、その後ピタゴラス教団という宗教の開祖となったことまでは知らなかった^^;
記事によれば、輪廻転生を説く教義で、その教義に反抗した人々によって弟子たちとともに虐殺されてしまったとある。
山田風太郎は2001年に79歳で亡くなっているから、この本の79歳で亡くなった人々の項に追加されるべきなのだろうが、あいにくこの本をメンテする人がいない。
この種類の本では、内容はどんどん増えるばかりで、断捨離が難しいな、などと思いながら、とりとめなく本をめくるのだった。
徳間書店の文庫版
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