2023/12/25

AIに 画像任せて 賀状書き

 AIが普及するとどんな世界になるのだろうと思いつつ使う朝


  年賀状に描く干支の絵は、今まではWebの素材サイトなどから拝借してくるのだったが、令和六年、いよいよAI利用が本格化する年として、Microsoftの提供するBingに組み込まれたImage Creatorを使っての生成を試みた。

そこで一句

AIに
 画像任せて
  賀状書き

ついでにBing (ChatGPT)に句の評価をしてもらった。
 『AI 画像任せて 賀状書き』の句は、AIの能力と新年の伝統的な行事を巧みに組み合わせた面白い一句ですね。AIの進歩を示すとともに、それが私たちの日常生活、ここでは賀状の作成にどのように役立つかを示唆しています。また、この句は現代のテクノロジーと伝統的な習慣との融合を象徴しているとも言えます。
 全体として、この句は独創性があり、洞察に富んでいると思います。
 良い一句をありがとうございます!
必ず褒めて、貶さないところがAIらしい👍

 ちなみに、実際にAIに生成させた画像がこちら。

富士山と龍をピカソ風に

龍は曽我蕭白の描いた龍のようにとリクエストした

曽我蕭白の龍をピカソ風に
ステンドグラスのよう

龍をゴッホ風に
龍とお茶する状況が面白い

ついでに「一富士二鷹三茄子」を生成させてみた。

一富士二鷹三茄子
野菜の部分が賑やかすぎて騒々しい

 蛇足になるが一言。
 AIに画像を生成させて遊ぶのは楽しいが、懸念も感じた。
 「AI生成画像は、使っている人が少ないうちは独自性がある印象かもしれないが、広く普及した時に、似たり寄ったりの画像が世に溢れるのではないか?」
 創造性を刺激する(支援する)というAIによって、没個性社会になってしまわないよう祈りたい。

2023/11/03

名古屋訪問(2)

 天才画家は観る人を選ばず、何かしらの感動を与える絵を描く


 先日名古屋を訪れた折、初めて名古屋市美術館を訪ねた。

名古屋市美術館外観

 名古屋市美術館は、伏見にある白川公園の一角に建てられた前衛的な施設で、名古屋出身の世界的建築家、黒川紀章によって設計され、昭和63年4月に開館している。この美術館のある白川公園には名古屋市科学館もあり、「芸術と科学の杜」というのがこの公園のキャッチフレーズだ。
 子供の頃通っていた塾の先生が、時々先生ご自慢の自家用車(忘れもしない初代マツダキャロル!)に私たちを乗せ、この科学館まで連れて行ってくださり、プラネタリウムで展開される星空を観て興奮したのが懐かしい思い出として蘇る。
 ホームページの科学館の沿革によれば、建物はその後何度も増改築され、平成23年当時には世界最大のプラネタリウムとしてギネス認定されたことなど、世界に誇る内容が色々と充実しているようで、ぜひ再訪したかったのだが、今回は時間の都合で、美術館だけになった。

 美術館では「開館35周年記念 福田美蘭 美術ってなに?展」が開催されていた。この展覧会は9月23日から11月19日までの期間開催されており、ちょうど始まって一ヶ月が経っていた。

福田美蘭展ポスター(表)

福田美蘭展ポスター(裏)



入場チケット表裏

 福田美蘭という人については、全く知らなかったので、ポスターを見て「ふむ〜、この作風はなんだろう?」とやや懐疑的に見ていたのだったが、中に入って実際に諸作品を観たら、実に力量溢れる快作ばかりで圧倒され、一気に福田美蘭さんに魅了された。ピカソの斬新な描画のベースには実に写実的な絵を描く実力が横たわっているのと同じく、この福田美蘭さんの描く実験的な絵画のベースに、とんでもない実力が横たわっていることがじわり伝わってくる。名古屋市美術館35周年を飾るに相応しい人だなぁと感服した。
 名古屋に行く機会のある方は、ぜひこの展覧会をご覧になってください。

出品作品リスト(表)

出品作品リスト(裏)

 今回美術館を久しぶりに堪能し、よしこれからの趣味に美術館巡りを追加だな!などと思ったのだった^^

 2023/11/9 追記
 美術手帖という本のWebサイトにこの福田美蘭展の記事があり、とても参考になりましたので、記事へのリンクを貼っておきます。
 この記事では、18個の作品の画像を見ることができます。

2023/10/31

名古屋訪問(1)

  尾張名古屋は城で持つ、確かに豪華絢爛だ、と思う


 先日、久しぶりに名古屋に行き、平和公園に墓参し、その翌日、名古屋城、名古屋市美術館などを訪ねてきた。10月も下旬となり、漸く涼しさを感じる日々、動きやすくなってきた。

 名古屋は第二次大戦後、米軍の爆撃によって荒廃した市内の再開発を大胆に進め、大規模な区画整理事業が行われた。その一環として、千種区内に平和公園を整備し、市内に散在していた多くの墓地を移転させた。

 その平和公園墓地に我が家の先祖代々のお墓もあり、年に一度は訪れるようにしているのだけれど、幸い今回も天候に恵まれ、お墓周囲の草むしり、墓石の掃除などを無事に済ませ、ご挨拶をして、ようやく今年の心の区切りがついた。

 翌日、せっかく名古屋に来たのだからと、何十年ぶりかに名古屋城を訪れ、豪華に復元された本丸御殿を見学し、その後初めて名古屋市美術館を訪れた。
 名古屋城には高祖父が御典医として勤めていた縁もあり、本丸御殿にもなんとなく親しみを覚えるのだけれど、復元された御殿はあまりに煌びやかで、少々近寄りがたいものもあった。ちょっと”きんきらきん”過ぎない?と思ったり(笑)

名古屋城天守閣
今は中に入ることができない


天守閣と本丸御殿

御殿入り口で注意事項を説明していたが日本語のみ、外国人も多いのに!?

名古屋城の金の鯱鉾は、このような晴天の日には、まさしく金ピカに輝いて、思わず見惚れるほどの美しさだった。写真ではその感覚が伝わらないのが残念!

本丸御殿の内部は、絢爛豪華

部屋を使う人の格により、少しづつ豪華さにも差がある。



立体的な装飾欄間(?)



 お城を一通り見た後、市の美術館に行ったのだが、その前に名古屋市役所、県庁前を歩いた。市役所は父が勤めていたこともあり、建物には親しみがあり、懐かしかった。

名古屋城近くの名古屋市役所
お城に近いところにあるため、似た作りにしたのだとか

 以下、名古屋訪問(2)に続く。

2023/10/22

白岡の風景・秋

  自然を感じながら生きることは、とても楽しいと思う朝


 都心に住むことは便利で楽しいとは思いつつ、やっぱり自然をたっぷり感じて生きるのもいいよね、などとしみじみ思う。
 しかしながら、全くの大自然の中で生きることは難しい。
 何事も、ほどほどがいいのだ。その意味で白岡はちょうどいい。
 とはいえ結局、どこであろうと住めば都、なのだが(笑)

2023年9月12日稲刈り見物の白鷺を見た

2023年10月12日秋の空に聳える鉄塔
高岩公園からの風景

2023年10月17日朝焼けに浮かぶ筑波山

2023年10月19日夕焼けの空
遠く地平線まで見えるような感覚になる

2023年10月22日の夜明け
東の天高く輝いているのは夜明けの明星:金星
このとき南の空にシリウス、西の空には木星

2023年10月22日の「今日のほしぞら」
東京天文台 今日のほしぞら より


2023/10/15

稲の生命力、強し

 この夏は 異常に暑さ 長引いた それでもなんと 稲は元気だ


 10月となり、一気に朝晩冷え込むようになり、公園の木々も少しづつ紅葉が始まっているが、つい二週間ほど前の九月末ですら連日の真夏日、ときに猛暑日があったりして、日本中が暑さにうだっていた。「だから地球は温暖化してるんだってば」と言えるのかどうかについては判断保留したいが、「間違いなく異常気象だね」ということには、そうだよね〜と言うしかない。

 人は「すわ大変だ、なんとかせねば!」などと右往左往して、CO2対策しなければ人類は滅びる、と言わんばかりに、再生エネルギーだ、電気自動車だ、などと取り乱しているように感じるが、そういった対策をしても本当にCO2削減になってんの?と言う素朴な疑問が湧いてくるし、むしろ自然破壊してるんじゃないのかと腹立たしくもなったりする。

 一方、自然界はそんな気象にもちゃんと順応して、暑い時にはその暑さや太陽光の恵みをしっかり受け止めて、したたかに生きるものがいる。

 近所の田んぼでは9月12日には稲刈りが行われており、すっかり刈り取られた後には、落穂を求めてくる鳥以外には何もない状態となった。

9月12日の稲刈り

白鷺も稲刈りを見物


 ところが、その後も暑い日が続いたせいか、刈り取られた跡の稲の根から芽が出て、再びすくすくと育ち、二週間後にはこんな感じになった。

9月29日の朝の様子

 そして10月になり涼しくなってくると、いつの間にか再び稲穂がついているようなこの状態に。

10月12日の夕方

近寄ってよく見ると米粒が.....
指で摘んでみると、ちゃんとお米の固い感触があった

 本来のしっかりと実ったお米に比べると、小さな可愛らしい米粒のようだったが、それでもしっかり固く実っていることには少々驚かされた。

 自然界のものは、その自然の時々の状況に応じて逞しく生きているんだなぁ、とつくづく感服したことだった。
 それにしても、このおまけで実ったようなお米は、この後どうなるのだろうか?(雀へのボーナス、笑)

2023/09/17

甦ったパソコン




 良いと言われていることはやってみるのがいいと思う朝


 親戚の方の東芝製WindowsPC(Dynabook)が遅く、まともに使えない状態だった。
 まだ購入して5年ほどしか経っていないのに、起動するだけでも数分かかり、メールやブラウザが動作し始めるのに、さらに数分待たねばならなくなっていた。
 そんな話を聞いて、最初はWindowsの環境がおかしくなっているのでは?などと考えたのだが、メールとブラウザしか使っていないのに、なぜ遅くなったのか心あたりがないとのこと。
 私自身はMacbook Airをここ10年ほど使っており、電源を入れて使い始めるのに待たされてイライラする、ということもなく、アプリも速度的に特に不満もなく使っていたので、そういうこともあるのかなぁ?と今一つピンと来なかった。

 さて、Youtubeなどを見ると、WindowsPCのHDD(Hard Disk Drive)をSSD(Solid State Drive)に換装して、爆速になった!という動画が結構な数アップされている。動画の例はこちら
 そうか!そういえば私のMac Airは買った時からSSDで、親戚の方のWindowsPCはHDDなのだ。ふむー、換装すれば効果はあるに違いない。そう思い、そのことについてお伝えしておいた。

 そのことを忘れかけていた、8月のある日に連絡があり、電気店に聞いてみたら、SSD換装サービスはあるけれど、3万円くらいかかるとのこと。しかし調べてみると、SSDそのものは5,000円も出せば500GBのものが手に入る。私自身はMac AirのSSDを容量アップのために自分で換装した経験があり、親戚の方もDIYが大好きな人なので、「それじゃあ、やってみましょう!」ということになった。

1.SSDの購入
 こういう電子部品は、一昔前なら秋葉原に出かけて...(懐かしい、笑)だが、最近はもっぱらAmazon一択。何やら怪しげなメーカーのもの、胡散臭いレビューがよくチェックもされずに混在しているのがAmazonの大きな問題だが、ブランド品を中心に注意深く選べば、安く、早く、確実に、自宅まで届けてくれる。
 今回は定評のあるCrucialのMX500シリーズ、500GBを購入してもらった。なんと今の価格は4,200円(!)、最近は半導体が供給過剰なのか?激安だ。

2.既存HDDからSSDにクローン作成
 次は、Windows PCに内蔵されているHDDの内容をそのままSSDに移す、いわゆるクローンを作成する作業だ。ここでSSDをWindowsPCにUSB接続するケーブルがないことに気づき、レビュー評価もよく安いものを追加購入。こちらも600円で激安、AmazonPrimeに入っているので、送料もかからず、申し訳ないくらいだ^^;

 さて、ここでSSD製品に付いてくるクローン作成用のアプリをCrucialのサイトからダウンロードしようとしたのだが、親戚の方のWIndows PCで実行しようとしても、セキュリティに引っかかり、うまくできないとのこと。??。
 私のMacでは無事にダウンロードできたので、それをDropbox経由で送ろうとしたのだが、やはりセキュリティにかかるとの連絡。幸い、先方には一台Macがあったので、そちらでは問題なくダウンロードできたので、それをUSBメモリ経由でWindowsPCに無事転送し、クローン作成アプリを動かすことができた。
 ここがポイントで、Crucialでクローン作成アプリをCDで添付してくれていれば、誰も悩むこともないと思われるが、コストが合わないのだろう。
 今回のような代替え手段がない場合、ここで挫折しかねないが、その場合は別途無償のクローン作成アプリが世の中にいろいろあるので、それを使うことになる。

 クローン作成アプリは、Youtube動画などを参考にすれば、特に問題もなく実行できる。いろいろと選択する画面が出てくるが、ほとんどはデフォルトで問題なかった。今回は、よく分からない場合、念のためその画面を送ってもらって指示を出す、というやり方で作業を進め、無事終了したのだった。

3.HDDを取り外してSSDに換装
 SSDへのクローン作成が終われば、いよいよ最後、HDDを取り外してSSDに付け替える。Macの場合は専用ドライバーが必要だが、対象のWindowsPCは通常のプラスドライバーで問題なくPCケースの蓋を開けられたとのこと。

WindowsPCの裏蓋を外したところ

HDD
これをSSDと交換する

 換装する時は、ケーブルなどが傷つかないよう注意深く行えば、特に問題もない。
ということで、無事SSDへの換装も終了し、起動したところ、Youtubeなどで紹介されていた通りの爆速マシンに変身!今までの動きは何だったんだろう?と信じられないくらいに快適になり、思わず笑ってしまうほどだったとのこと。

 さて、こうしてもう使えないかも?と悲観して半ばお蔵入り状態だったPCが甦り、めでたしめでたしとなったのだが.....。
 最後に蓋を閉めて、ネジを締めていったのだが、不思議なことにネジが一本余ってしまったとのこと^^;
 たまにありますよね〜、そういうこと(笑)

2023/08/31

坐骨神経痛

 坐骨神経痛は原因不明が80%とか、ふ〜むと思う朝


 3月末にぎっくり腰ならぬ坐骨神経痛を発症し、直立歩行ができなくなってしまい、車椅子まで買って、4月は丸々一ヶ月安静。Youtubeを見たり、友人から聞いたストレッチなどに励んだ結果かなり回復して、5月からほぼ通常の生活に復帰。
ところが、6月中旬にふとしたことで再発し、それ以降はなんとか痛みを我慢して生活を続けた。
 図書館に行けば、坐骨神経痛関連の本が何冊もあり、ほとんど全てを借りて目を通したのだが、結局これをやればOK!という決め手に欠き、右足の痙攣後のような筋肉痛と脛の痺れに悩まされる日々が続いた。

 ある日、自分の蔵書の中にあった漢方薬の本を見ていたら、芍薬甘草湯という薬が目に入った。なんでも足のこむら返りや痙攣に即効性があると書いてある。自分の右足の筋肉痛は、整形外科で処方していただいた痛み止めでは、あまり効かないと感じていたので、ダメもとでこの漢方薬の処方をお願いした。お医者様は、意外にすんなりと漢方を処方してくださる。
 さて、この芍薬甘草湯、自分の場合にはとてもよく効いて、服用後三日目くらいから、それまでずーっと引かなかった筋肉の疼痛が、すっかり影を潜めた!
 右足の脛の痺れは解消しなかったのだが、筋肉痛が消えたことで、随分と生活が楽になった。痛みがあることは、やはり生活の質に良くない影響があるのだ。また、長距離歩くと、相変わらず筋肉も少し痛みだすのだが、この痛みは以前から処方していただいていた通常の痛み止めが効いて、抑えられることも実感として分かった。一口に筋肉痛と言っても、発症のメカニズムが異なるのだろう。

芍薬甘草湯
筋肉の痙攣性の疼痛によく効きました(私の場合)

 その後、いろいろと新しいストレッチなども研究し、自分の場合はこれだな、という一連のストレッチを習慣化して、ほぼ通常の生活に支障のない状態になってきたのだが、油断しているとまた危ない症状が出かかるので、以前よりは注意深くしなければならないのが、現在の課題といえば課題か。

 それにしても、坐骨神経痛という「病名」はなく、痛みの症候群の名称のようなもので、人によって症状は千差万別、根本の原因も手探りで、明確なところは分からないことが多いという。「老人」とは「痛み」を抱えた人、という定義があるような話も聞くが、そう考えれば加齢現象の一つとして、体のあちこちが複合的に劣化して、痛みという現象となると捉えるべきなのか?

 いずれにしても、今回のことで得た教訓は、坐骨神経痛の対策は、基本自分で試行錯誤して見つけ出す以外にない、ということと、処方される薬として漢方薬も視野に入れておくと、期待以上に効果のあることがあり、医者の先生にも積極的に処方をお願いしてみるのが良いということ。

 調べた中で効果のありそうだな、と思った方法が実はもう一つあり、「筋膜注射」と言うのだが、今回はそれを試す前にほぼ症状が治ったので、この方法については、また症状が再発、悪化した場合の楽しみに取っておきます(笑)


2023/07/15

京都の宿(昭和追憶)

  京都は古都、昔を懐かしむ舞台として相応しい宿がいい


 先日京都を訪ねたとき、宿をどうするか考えた。
 それ以前に京都で泊まったのは昭和の学生時代まで遡り、大学の寮のようなところや、同級生の親戚の縁で黒谷のお寺に泊めていただいたくらいしか記憶がなかった。
 今では京都は外国人観光客の押し寄せる観光地になってしまったので、ホテルは林立、宿泊場所に困ることはないのだけれど、どうせ京都で泊まるのならば、ふと昔を感じるような、それらしいところはないのかな?と思った。
 いつも宿を探すときは、Hotels.comというアプリを利用するのだけれど、そう思って調べていたら、ちょうど良さそうなのが表示された。しかも口コミ評価も高く、料金も手頃だ。

 ズバリその名も「町屋旅館 日暮荘(ひぐらしそう)」、いかにも京都、しかも昭和のイメージではないか。ということで、躊躇わず予約を入れたのだった。

日暮荘外観
二条城近くにある

 地図で調べると二条城の近くなのだが、地下鉄の二条城前駅はちょうどお城の反対側になるので、地下鉄の駅からは二条城を半周しなければならず、20分くらいは見ておかないといけない。公共の交通機関としては、京都の市営バスを利用すれば便利で、丸太町知恵光院のバス停から歩いて3分程度だ。10番、93番、202番、204番などが通っている。

1. 部屋の様子
泊まった部屋
二階の部屋で、学生時代の下宿を思い出した^^;

2. 食事(朝食)
日暮荘の朝食(おにぎりと味噌汁:400円)
美味しかった。朝をゆっくりしたいときにはありがたい(事前予約必要)

  昔を懐かしむに十分な雰囲気(昭和初期の建築という)だが、コーヒー豆なども冷蔵庫に置いてあって、自由に自分でミルで挽いて淹れることができるのは、他にはない、今風のありがたいサービスだと思った。

コーヒーはセルフサービス(追加料金なし)
豆をミルで挽いて、自分で淹れるのだ

3. 風呂とシャワー、トイレ
 お風呂は家庭風呂(浴槽は洋風バスタブ)なので、入る人は中からロックして、その都度お湯を入れ替えるのだそう。シャワーは風呂以外にもう一箇所あり、私は今回はシャワーの利用だけにした。
 トイレも一階に二箇所ある。残念ながら男女別ではなく共同利用なのだが、設備は今風の水洗式シャワートイレで、困ることはあまりない。ただ、扉は板扉一枚で、フックで止めるだけの簡便な作りで、隣の音も聞こえる。気にする向きには利用するタイミングに気を使うかもしれない。

4. 周辺観光
 ちなみに、宿では自転車を無料で貸してくれるので、ゆっくり京都市内を巡ろうという場合には、とても助かる。私も朝1台借りて、二条城を一周してきたのだった。

二条城入り口付近(令和5年7月2日朝)
二条城は自転車で一周するにはちょうど良い距離だ

観光バスが朝9時頃、すでに大挙押し寄せている
ちょうど修学旅行と思われる生徒達に遭遇した

5. 注意事項
 日暮荘は昭和初期の建物なので、手入れ良く管理されているとはいえ、いくつか注意すべき点がある。一つはセキュリティで、部屋の鍵は基本的に極めて簡単な気休め程度のもの。二つ目は防音で、基本的には隣の部屋の音が聞こえてくる。それに対する注意が予約すると旅館側からメールで送られてくる。
 この二つについて、心配性な人はよく考えた方がいいかもしれない。ちなみに宿では耳栓をタオルなどと一緒に提供してくれる。
 もっとも、今回は私以外は東南アジア系と思われる人々が利用していたが、マナーは大変良い人たちで、静かに全くトラブルなく過ごせたことは記しておきたい。

 今回の旅行は、大学時代のバドミントン部対抗試合の応援がメインで、ほとんど観光できなかったのだが、次回観光メインで来ることがあるなら、また利用したい旅館だと思ったのだった。

2023/07/04

50年ぶりの体育館

歳を経て、建物は変わらずとも街並みや人は変わる、と思う朝

(それでも変わらないものもある)

 7月1日に京都大学体育館に行った。約50年ぶりの訪問だ(!)
 大学時代所属していたバドミントン部の京都大学との対抗戦があり、隔年で東京開催のときにはときどき参加していたのだが、京都での開催に参加するのは学生のとき以来50年ぶりだった。
 現役戦の後に行われるOB戦に参加したかったのだが、残念ながら春に患った右足の「坐骨神経痛」が一週間前になって再発していたので、同じく京都に来ていたダブルスのパートナーには申し訳ないと思いつつも、試合の方は泣く泣く諦めた。

 京都大学の総合体育館は、京大創立70周年を記念して、1971年着工、72年に竣工した立派な建物で、当時学生だった私は、できたばかりの体育館で、京大バドミントン部との対抗戦に挑んでいた。
 今回は久しぶりにそのOB戦で、はなばなしい戦果を上げ✌️😁、それをぜひ書きたかったのだが、止むを得ない、その代わりに気のついたことなどまとめておくこととなった。

 京都大学総合体育館(2023/7/1撮影)
百万遍の交差点近く、東大路通り沿い(西側)にある

Google Map より

 ちなみに、京大体育館のある「東大路通り」は、うっかり<とうだいじどおり>と読むとタクシーの運転手さんには通じない。正解は<ひがしおおじどおり>だ。

1.選手のユニフォーム、髪や応援風景など
 何と言っても変わったものは、選手のユニフォーム。50年前のバドミントンといえば、白い上下で実に質素なものだった。今や男子も女子も実にカラフルで、いろいろなデザインが描かれていることもある。同じ大学でも数種類のパターンがあって、背中に大学名が書かれていなければ、どちらの選手か判別も難しかったりする。

 髪は時代の流れなのだろうと思うが、今や金髪、銀髪なんでもありの印象、髪型もゲームやアニメの主人公のようなスタイルの選手がいて、世代の断絶を感じる😆
 もっとも大半は昔ながらの無難な格好をしているので、気を揉むほどのことではないのかもしれない。

 応援は、昔はおとなしく、せいぜい拍手やときどき掛け声をかける程度だったが、今や大勢でコートを取り囲み、1点入るごとに拍手の嵐、ときには踊りが入って盛り上がる。見ている分には面白いが、これってどうなの?と思ってしまうほど。
 最初体育館に入ったとき、地響きのような雄叫びのうねりが押し寄せてきて、会場を間違えたかな?と思ったのは、これだった。
 もっともこれは、いつの頃からか七帝戦で始まったようで、京大戦での風景は最近のことのようだ。

あるゲームの一コマ

大学名がないとどちらの選手か不明だ^^;


2.生涯バドミントン
 先輩のなかには、シニア全日本(75歳以上の部)で優勝された経験をお持ちの方がいる。これから70歳の部に挑戦しようという人もいる。それぞれ、現役の時から強い人もいれば、それほどでもなかった人もいるし、また学生時代から継続している人もいれば、長いブランクののち、数年前から再開した人もいて、背景は様々だ。
 共通しているのは、皆さんバドミントンが大好きということ。これだけは歳を重ねても変わらない唯一のものか。
かくいう私もその口なので、坐骨神経痛を克服して、なんとか返り咲きたい😅❗️

3.生涯の友人
 学生時代はライバル心を燃やして試合などに臨んでいたが、何十年も経ってみな還暦を超え、古希ともなると、バドミントンを通じて知り合った者同士、利害関係などまったく無い気楽な付き合い、ともに昔話に花の咲く良き友人関係となっている。
 OB戦という機会をとらえて、一日体育館で若い人の威勢のいい声を聴きながら、心は何十年も前にタイムスリップして、楽しい時を過ごせるのは、とても幸せなことだ。

 それにしても体育会系の性というべきか、先輩には誰であれ◯◯さん、と呼びかけるのに、後輩は、たとえどこかの大学の名誉教授になっていたとしも、呼び捨てにしてしまうのは、申し訳ないけど許してね🤣

2023/04/18

映画「わたしを離さないで」鑑賞

 映画は映画、小説は小説、それぞれ良さがあると思った朝


 先日読んだカズオ・イシグロの小説「わたしを離さないで」は映画化されているのだが、たまたま地元の図書館の貸し出し用DVDのなかにあることを知り、さっそく予約して観てみた。


 この映画の制作にはカズオ・イシグロも参加しているようで、主人公キャシーを演じたキャリー・マリガンの日本人のような顔立ちに、その趣向を感じる。

 映画は、小説の描写している内容を100とした場合、感覚的にはかなり端折って70程度かなという印象なのだが、ポイントはしっかり押さえていて、概ね忠実なストーリー展開となっている。
 しかし、さすがに映像の持つ力は強く、小説ではさりげなく描かれている部分が極めてリアルに描かれていたり、実に美しい映像美として眼前に展開されると、「うん、これもありだな!」といたく感動した。

 小説を先に読むか、映画を先に観るか、どちらでも良いと思う。
 日本語吹き替えと英語オリジナルで英語字幕付きで2回観たのだが、いずれにしても最後のほうの場面では泣かされてしまう。

 キャリーマリガン、この映画の中では実に清楚な印象なのだが、それから10年、2020年の話題作「Promissing Young Woman」では、また違った迫力のあるダークな役柄を演じて見せていて、すっかりファンになってしまいそう。この映画で演じた主人公の名前が奇しくも「キャシー」だったのは、なんとなく因縁めいていて面白い。

2023/04/05

読書感想「わたしを離さないで」

 読書は思い立ったときに一気にするのが良いと思った朝


 3月27日に、その瞬間がはっきり記憶にないのだが、ぎっくり腰となり、右足の激痛となって現れたため、しばらく静養することになった。静養といっても、足が痛くて直立歩行できないのだから、動きたくても動けないと言った方が正確だ。
 外見上は何の変化もないのに、痛みのためにまっすぐ立てないというのは、生まれて初めての経験で、なんとも苦しい。今まで友人たちがぎっくり腰になっても、その痛みを理解せずにいて皆様ごめんなさい、という殊勝な気持ちになった。

 足に痛みを感じる以外はいたって元気で、ずっと寝ていることもできず、読書をすることにした。ちょうど、図書館から借りてきながら積読状態となっていたカズオ・イシグロの「わたしを離さないで」(原題”Never Let Me Go”、土屋政雄訳、2008、ハヤカワepi文庫)があった。先日読んだ「クララとお日さま」がよかったので、もう一つ読もうと思って借りたのだ。



 結論から先に書いてしまえば、また泣かされてしまった。この作品には人の心を揺さぶる力が確かにある。後から知ったのだが、この作品は英国で映画化されているし、日本でもTVドラマ化されて放映されていた。さもありなん。

  お話しは、主人公たちの幼い日の奇妙な寄宿学校時代のできごと、成長して思春期を迎えたときのエピソード、そしていよいよ指名を受けて使命を果たしてゆく頃の情景が、主人公キャシーの一人称の回想によって綴られてゆく。
 カズオ・イシグロ流の細やかな心情表現によって、いつのまにか主人公の「介護人」キャシーが私の心に入ってきて、私自身が持っているリアルな思い出が断片的に重なり、その世界に没入してゆくことになった。特に表題となっている”Never Let Me Go"が、全くの架空の歌手の楽曲であるにも関わらず、カセットテープに収録されているという設定が、妙に私に懐かしさを感じさせて、共感を呼び起こし、文庫本の表紙にカセットテープが使われているのがじわりと来た。もっとも映画化されたときに、それらしい曲ができたようだ。

 主人公キャシーとその友人ルースそしてトミーという少年との間に起こる出来事を中心にして話が展開するのだが、登場人物たちの状況設定(提供者として定められた運命)を別にすれば、そこで描かれる世界は私たちの日常となんら変わらない出来事に満たされおり、そのこと故に最後に描かれる情景があまりにも切なくて泣かされる。

 現実には(今のところ)あり得ない社会状況設定と、主人公たちがあまりにも従順に自らの運命を受け入れることに、多少の違和感を覚えるのだが、そこはファンタジー小説の世界と割り切らねばならない。小説には現実味のないほうが自由に描けるという特性があるのだ。

 カズオ・イシグロはこの作品ではクローン人間と臓器提供という重いテーマを扱い、「クララとお日さま」ではAFという人工知能ロボットの「愛情」をテーマとするなど、けっこう時代の先端を走る小説家というイメージが私の中に出来上がった^^; 折りしも ChatGPT というChat形式で答えるAI(といわれるもの)が脚光を浴びている現状を見ると、時代を預言する小説家と言っていいのかも、と感じたのだった。ただし、本作品のような世界がやって来ることは勘弁してほしいが。

2023/02/19

読書感想「クララとお日さま」

おはようございます。
今朝の白岡は曇り。
気温5℃。

 徐々に日が長くなっており、春が近いなと感じていた日の翌朝


 昨日久しぶりに地元の図書館に行き、借りて一度延長し、一ヶ月手元にあった本を返却してきた。夕方4時半過ぎに行ったのだが、以前ならすっかり暗くなっていたのにまだ明るくて、「あ〜、着実に春に向かっている」と感じたのだった。

 返した本の一つが「クララとお日さま」(カズオ・イシグロ、土屋政雄訳、早川書房)で、カズオ・イシグロがノーベル賞受賞後に書いた本だ。それまで友人たちの評判としては、カズオ・イシグロはあまり芳しくない(内容が暗くて無理...^^;)だったが、親戚の方がこの本を読まれたと聞き、題名にも興味を持って読んでみたのだった。


 クララというのは主人公の女の子かと思いきや、実は本書でAFと記述されるロボットのことで、全編このクララの語りで話が進行する。AFとはArtificial Friendの略で、人工知能を持ったロボットの親友という設定だ。

 クララをAFとして選び(買い上げ)、友達づきあいをすることになるジョジーという少女は病弱で死に向かいつつあり、このジョジーを巡って織り成される家族と幼馴染みの人間関係がいくつかのエピソードとなり、それらに対するクララの無垢の思いが言葉になって展開されてゆく。

 最初のうちは、このAF:クララの負の要素のない語り口が鼻について、「なんじゃらほい」といった感想を抱き、読むのが少々苦痛にも感じたのだが、それにも慣れてくると、むしろ心地よさを感じるようにもなって、3/4を過ぎてからは一気に最後まで読んだ。

 最後はジョジーにとってはハッピーエンド、クララは役目を終えて、寂しい最後の場面となるのだが、このとき前触れなく不意に涙が溢れてきた。
 それは自分の過去の記憶、名古屋の実家を訪ね、また埼玉に帰るときに、両親がいつまでも見えなくなるまで手を振って見送ってくれたことが思い返され、突然クララがジョジーに捧げてきた無垢の思いが、親が子に持っていた思いと重なって感じたからだった。

 状況設定として、本書にはさまざまな問題提起(格差社会など)がある、と作者は言っているようなのだが、本書の冒頭に「母に捧げる」とあるように、もっとも大きな主題は「親の無償の愛」なのだと感じた。本書ではそれは皮肉にもAF:ヒト型ロボットが体現しているのであるが。

 (余談1)細かいことを言えば、近頃なにかとAI(エーアイ)という言葉が便利に使われ、何でもできそうとか、本書のクララのように感情も自在に持ちそうなふうに言われることもあるけれど、現実的にはそれはあり得ないことで、あくまでプログラムが想定した範囲に限定された無機的なものなので、本書はあくまでもファンタジー小説として楽しみたい。

 (余談2)カズオ・イシグロは元々は日本人として生まれたので、日本文化の素養もあると考えられるのだけれど、病弱のジョジーはなぜジョジーと名付けられたのかと思ったとき、そうか「女児」からの連想だな、と(勝手にですが)思い当たり、なかなかやるじゃんなどとにんまりしたのだった(笑)

2023/01/21

コロナ感染?

家族がコロナに感染して陽性となり、しばらく隔離した日々


 コロナ禍も三年が過ぎ、感染者も身近な存在になってきた感があったが、今週ついに家族が感染したようで、市販の抗原検査キットで検査したところ陽性となった^^;
 かかりつけの医者にさっそく診てもらったのだが、「その会社の診断キットは信頼性が高いので陽性ですね」と言われておしまい^^; もう少し何かしてくれるのかと思ったら、あとは解熱剤など処方して30分で診察終了。それで2万円近くの収入になるのだから、医者は笑いが止まらない(ように感じる、笑)

 医者に行く前に自分達で行った検査結果がこれだ。

コロナ抗原検査キット陽性判定
CとTの両方に線が出ると陽性だ

 陽性になると、本人は7日間の外出自粛(自主隔離)となるのだが、同居家族も濃厚接触者となって、数日間の外出自粛となる。最近は自粛期間も短縮化されてきているようで、埼玉県の情報を調べたら3日〜4日程度で済むようだ。

埼玉県のサイトはこちら

 そこで昨日3日目の検査を行った結果、私自身は無事陰性を確認できたので、今日からは感染に気をつけながらも、自由に?外出してかまわないようになった。

私の検査結果(陰性)
 検査Kitは近くのドラッグストアで一つ1,200円だ。

 今回の我が家のコロナ騒動は、医療費だけで結局約5,000円の出費だったが、症状も重症化せず、感染した家族も検査結果陽性となった翌日には、すでに平常状態となったのは幸いだった。医者から処方された薬は結局何だったのか分からずじまいで、むしろ自分で買ってきた「葛根湯」がよく効いたようだった。