2021/12/27

図書館はありがたい

子供の時に読んで大きな影響を受けた本と再会し、感動した翌朝


かれこれ55年も前の頃に熟読して、大いに刺激を受けた本が地元の県立図書館にあったので、久しぶりに予約して借りてみた。
一つは「岩波新書(青版)375 風土病との闘い」
(岩波書店:佐々 学著、1960年3月17日初版、16版定価280円)

風土病との闘い
埼玉県立久喜図書館蔵書

図書館にあったのは1976年8月10日第16版のもので、それだけでも名著として読み継がれていたことが分かる。
少し読み始めたのだが、その内容はその時代を反映していて、現代の日本社会とは様相が異なるとはいえ、実にぐいぐいと読ませる力があって、引き込まれた。
子供の頃にはピンと来なかった内容も、今なら「なるほど、そういうことだったのか」と合点がいって、とても面白い。
やはり今でも読むに値する名著なのだと思った。

もう一つは「少年少女学習百科全集14 宇宙の神秘」
(講談社:畑中武夫、日下実男著、昭和36年10月25日、定価680円)

宇宙の神秘
埼玉県立久喜図書館蔵

こちらは小学生の頃に毎晩布団の中に入ってから、しばらく読むことを続けていた本で、この本を読んだことで天文少年になった。
学習百科とはいえ、全体が流れるようなストーリーで構成されており、こちらも内容的には若干古いとはいえ、今読んでも手応えを感じる名著だ。
借りてきて、最初に開いたところにある絵には見覚えがあり、懐かしさのあまり、「おおっ」と声が出たほどだった。

宇宙の神秘:最初にある見開きの挿絵
左下にあるのは、イオン・ロケットと説明がある

すでに自分の手元になく、もう絶版だろうなと思うと寂しい気がするが、こうして再び手に取って、もう一度内容を読むことのできる機会が与えられたことは、実にありがたい。しかも、その内容が今でもけして古くなっていないことを見出しては驚かされる、そのことに驚いた(笑)

図書館は、本を買わずに済ませられるというメリットもあるけれど、このように昔の名著と再び出会えるという、貴重な体験をさせてくれる場でもあるのだ。

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